米国ECサイト攻略ガイド!Shopifyで出店・出品する方法

米国ECサイト攻略ガイド!Shopifyで出店・出品する方法

アメリカで物販ビジネスを始める際、AmazonなどのECプラットフォームへの出店は最も手軽な方法であると言えます。

ですが、中長期的にビジネスの拡大を図り、ブランドを確立していくには、自社ECサイトの構築がおすすめとなります。

その中でも注目すべきプラットフォームが 「Shopify(ショッピファイ)」 です。世界175か国以上で利用されており、アメリカでのEC展開に非常に適していると言えるでしょう。

この記事では、Shopifyを使ったECサイト構築の流れやポイントを詳しくご紹介しています。

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アメリカでShopifyの人気が高い理由

Shopifyがアメリカで選ばれている理由は以下の通りです。

  • ノーコードで簡単構築:テンプレートやアプリが豊富で、専門知識不要
  • 多言語・多通貨対応:越境ECに強く、アメリカだけでなく世界中に展開可能
  • Shopify Markets対応:国別に価格や表示内容を最適化できる
  • 日本語UIに対応:操作画面が日本語で使えるので、英語が苦手な方でも安心

HTMLやCSSなどのWebサイト構築に必要な知識がない場合でも、Shopifyがテンプレートを準備しているので、初心者や知識のない人でも簡単にWebサイトを作成することが可能となります。

テンプレートは無料のものから、有料のものまで数多く準備されています。

また世界175か国以上で利用されており、多言語・多通貨でECサイトを構築することができるので、言語や通貨の心配をする必要がありません。

さらにShopify Marketsという機能を活用することで、海外販売を行う際に海外市場の特定や言語・通貨のローカライズ、関税の計算などを、1つのページでまとめて設定・管理することが可能となります。

Shopifyでは日本語のUIも準備されているため、英語が苦手な場合でも操作に躊躇する必要がありません。また、日本語でのサポート内容も充実しているので、日本語で検索して問題を解決することができます。

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ShopifyでECサイトを出店する際の大まかな流れ

それでは、はじめにShopifyに出店する流れを確認しておきましょう。

  1. 初期設定:メールアドレスやパスワード等、事業者の基本情報を設定します。
  2. 商品の出品:商品名や商品説明、商品画像、価格などに加え、在庫管理に関する設定も行います。
  3. 配送方法の設定:配送エリアや送料、パッケージ(包装)を何にするかを設定します。
  4. 決済方法の設定:利用可能な決済方法を設定します。

それぞれのステップについての詳しい解説は、以下で行なっています。

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①初期設定について

  1. Shopifyの公式サイトにて、メールアドレスを入力後「今すぐはじめる」をクリック
  2. ストア名やパスワードを入力し、管理画面にログイン
  3. 住所・電話番号など事業者情報を入力
  4. 初期設定完了後、確認メールを認証

初期設定時に登録したメールアドレスへShopifyでストアを出店した旨を知らせる確認メールが届きますので、認証を忘れずに行うよう注意しましょう。

2025年5月現在、Shopifyでは3日間の無料トライアルを提供しています。クレジットカードなどの登録は不要で、ECサイト開設や管理画面の操作を試すことができます。トライアル期間が終了した後は、ビジネスの規模やニーズに合わせたプランを選択することができます。

②商品登録について

  1. 管理画面左メニュー「商品」→「商品を追加」から入力
  2. 商品名、説明文、画像、価格、在庫数、SKUなどを設定
  3. 画像は複数アップロード可能。代替テキストも忘れずに入力
  4. 商品説明には、リンクや装飾、動画も挿入可能

商品説明欄では表やリンクの挿入、文字装飾など様々なカスタマイズ機能が用意されていますので、EC初心者の方でも気軽にECサイトにアレンジを加えることができます。

もちろんHTML等の専門知識を持っている方は、より幅広いアレンジを加えることができるので是非お試しください。

商品名、商品画像、価格なども漏れのないよう挿入、入力しましょう。商品画像は複数の画像を挿入することができます。

複数の画像を挿入し、それぞれが何の画像かを説明したい場合、画像をクリックすることで表示される「代替テキストを追加する」から画像説明文を入力しましょう。

挿入する画像の枚数についてですが、画像が多すぎると消費者がすべての画像に目を通すのに時間がかかってしまいます。

ですが、商品画像が少なすぎると具体的な商品イメージが湧かず、商品購入に至る可能性が低くなります。これらを考慮して、適切な枚数の画像を挿入するようにして下さい。

在庫を設定する際は、SKU、在庫数、バーコードなど必要があるものを入力してください。

ここまで入力を終えたら「商品を保存する」をクリックして、商品の出品は完了となります。

③配送方法の設定

管理画面から「設定」→「配送設定」をクリックし、配送設定画面にて各情報を入力します。

  1. 発送元住所を入力する
  2. 対象エリアと送料を決定する
  3. 梱包パッケージのサイズ・重さを選択する

デフォルトでは初期設定時に設定した住所が発送元住所として登録されていますので、もし発送元住所がオフィスと異なる場合、必ず変更しておきましょう。

次に対象とする配送エリアや送料を設定します。 戦略に応じて、適切な配送エリア、送料を設定するようにしましょう。

またパッケージに用いる箱のサイズや、重さなども登録しておきましょう。

現在では、配送業者とShopify Shippingの連携が強化されてきており、より柔軟な配送戦略が立てやすくなっています。

④決済方法の設定

管理画面から「設定」→「決済設定」をクリックし、決済設定画面にて各種決済方法に関する情報を入力ましょう。

  • Shopify Payments(クレジットカード、Apple Pay、Shop Payなど)
  • PayPal、その他外部決済プロバイダ

Shopify Paymentsを利用した場合、外部決済手数料(最大2%)が無料となり、お得に事業を展開することができます。

もしShopify Paymentを活用しない際は、Shopifyで利用している料金プランに応じて追加の手数料として、0.6~2%が別途加算されるという仕組みになっています。

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オンラインアシスタント/Emily.

オンラインアシスタント/Emilyでは、アメリカ在住の日米バイリンガルが日本企業のアメリカ進出をサポートしています。

ECに特化したアシスタントや、Shopifyのスペシャリストも所属しているので、アメリカでShopifyを用いてECサイトを作成・運営するにあたっての一連の作業、あるいは一部の作業をオンラインアシスタントに依頼することが可能です。

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まとめ

ShopifyでECサイトを出店する際の流れについてご紹介しました。アメリカのEC市場は競争が激しいですが、それだけにチャンスも多く存在しています。

集客力やブランド力を高めていくには、Amazonなどのプラットフォームに依存するだけではなく、自社ECサイトを持つことが非常に重要であると言えます。

その第一歩として、Shopifyを活用した自社ECサイトの構築をぜひ検討してみてください。

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