アメリカで物販ビジネスを行う際は、自社でECサイトの作成・運営することをおすすめします。
もちろんAmazonやeBayなどに出品する方法でも問題ありませんが、やはり自社ECサイトがあった方がビジネスを大きくしていくうえで有利な点も多くあります。
アメリカにで、自社ECサイトの作成・運営する際に、おすすめなプラットフォームがShopifyです。
ECサイトの専門知識に自信がない方でも、手軽にECサイトを構築できることから人気を集めてており、日本語バージョンもリリースされているので日本語で操作できることも安心なポイントでしょう。
この記事では、ShopifyでECサイトを出店する際の流れや手続きについて解説しています。
ShopifyでのECサイト出店に向けたイメージを、こちらの記事より鮮明なものにしていただけたらと思います。
昨今の急激な円安の状況から、外貨(特にアメリカドル)を取得しようと考えている日本企業が増えてきています。日本で運営しているサービスをアメリカでローンチしたり、飲食店の開業など様々な方法でアメリカへ進出している日本企業が現在、多く存在[…]
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ShopifyでECサイトを出店する際の大まかな流れ
初めに、ECサイトをShopifyで出店する際の大まかな流れを確認しておきましょう。
- 初期設定:メールアドレスやパスワード等、事業者の基本情報を設定します。
- 商品の出品:商品名や商品説明、商品画像、価格などに加え、在庫管理に関する設定も行います。
- 配送方法の設定:配送エリアや送料、パッケージ(包装)を何にするかを設定します。
- 決済方法の設定:利用できる決済方法を設定します。
以上が大まかな流れとなります。 それぞれのステップについて、もう少し詳細な解説を以下で行います。
気になる項目だけでも目を通していただけたらと思います。
コロナ禍以降、アメリカでは以前よりも増して「オンラインショップ(ECサイト)」を利用するユーザーが増えました。以前はECサイトを利用していなかったアメリカに住む多くの人々が、その便利さに気が付きEC業界が急成長している状態です。[…]
①初期設定について
- Shopify公式サイトのトップページにて、メールアドレスを入力後「今すぐはじめる」をクリック
- メールアドレス、パスワード、ECストアの名前、ストアURLを入力「ストアを開く」をクリック
- ストアの住所を設定
- 名前、住所、電話番号など必須項目を入力「ストアを作成する」をクリック
- 「Shopifyへようこそ」の画面が現れたら初期設定が完了
初期設定時に登録したメールアドレスへShopifyでストアを出店した旨を知らせる確認メールが届きますので、認証を忘れずに行うよう注意しましょう。
※設定完了時点より14日間は無料トライアル期間になります。 Shopifyを実際に利用してみた結果、利用を取りやめたくなった場合はこの期間内に解約の手続きを行うと、利用料金は発生しませんので、14日間という期間を頭の片隅に留めておくようにしましょう。
②商品の出品について
Shopify管理画面の左側にある「商品管理」、続いて「すべての商品」をクリックすると、販売する商品を登録する画面が表示されます。
タイトル欄には商品名を、説明欄には商品説明を入力しましょう。
商品説明欄では表やリンクの挿入、文字装飾など様々なカスタマイズ機能が用意されていますので、EC初心者の方でも気軽にECサイトにアレンジを加えることができます。
もちろんHTML等の専門知識を持っている方はより幅広いアレンジを加えることができるので是非お試しください。
画像欄、価格欄も漏れのないよう挿入、入力しましょう。画像欄では複数の画像を挿入することができます。
複数の画像を挿入しそれぞれが何の画像かを説明したい場合は、画像をクリックすることで表示される「代替テキストを追加する」から画像説明文を入力しましょう。
挿入する画像の枚数についてですが、画像が多すぎると消費者がすべての画像に目を通すのに時間がかかってしまい、また少なすぎると具体的な商品イメージを持つことができないとして購入を見送られてしまうので、それらを考慮して適切な枚数の画像を挿入するようにしましょう。
在庫欄にはSKU(在庫管理を行うときの最小単位)、在庫数、バーコードなど必要があるものを入力してください。
配送欄では、配送が必要な商品なのか否か、必要な場合はどの程度の重量の商品なのかを入力しましょう。
ここまで入力を終えたら、「商品を保存する」をクリックして、商品の出品は完了です。
③配送方法の設定
Shopify管理画面の左下にある「設定」、続いて「配送設定」をクリックすることで表示される配送設定画面にて配送に関する情報を入力します。
発送元欄では発送元住所が設定可能です。 デフォルトでは初期設定時に設定した住所が登録されていますので、もし発送元住所が初期設定時の住所と異なる場合は、正しい住所へと変更することを忘れないようにしましょう。
配送エリア欄では対象とする配送エリアや送料を設定することができます。 戦略に応じて、適切な配送エリア、送料を設定するようにしましょう。 パッケージ欄では出荷に用いる箱に関する設定が可能です。
パッケージに用いる箱のサイズや重さなどを登録しておきましょう。 明細表欄では明細表に関する設定が可能です。
④決済方法の設定
Shopify管理画面の左下にある「設定」、続いて「決済設定」をクリックすることで表示される決済設定画面にて各種決済方法に関する情報を入力します。
この際、Shopifyが提供しているShopify Paymentというサービスを利用すると、お得に事業を展開することができます。
詳しい説明は省略しますが、Shopify Paymentを利用しない場合は、利用している料金プランに応じて追加の手数料(0.5~2%)がかかる仕組みになっています。
アメリカでEC事業を行う場合「Shopify」は非常に人気の高いECプラットフォームです。Fashion NovaやKylie Cosmeticsなど、大手アメリカ企業もECプラットフォームとしてShopifyを利用しています。Sh[…]
まとめ
ShopifyでECサイトを出店する際の流れについてご紹介しました。
ECサイト出店に向けた具体的な流れをイメージしていただけていれば幸いです。
また実際にShopifyを利用してECサイトを構築することになった際には、この記事を参考にしていただければと思います。
こちらの一連の流れを自社で運用するのが難しかったり、人的リソース不足の場合は、オンラインアシスタントに業務委託を行うと良いでしょう。
オンラインアシスタント/Emilyでは、アメリカ在住の日米バイリンガルが日本企業のアメリカ進出をサポートしています。
ECに特化したアシスタントや、Shopifyのスペシャリストも所属しているので、アメリカでShopifyを用いてECサイトを作成・運営するにあたっての一連の作業、あるいは一部の作業をオンラインアシスタントに依頼することが可能です。
アメリカでビジネスを展開する日本企業の多忙な経営者や社員が、コア業務に集中できる環境づくりを追求しているオンラインアシスタント/Emilyでは、アメリカ特有の文化やビジネス環境を理解したバイリンガルスタッフが、現地時間で様々な業務をサポート[…]
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