アメリカの採用のプロセス|抑えておきたい注意点や日本との違い

アメリカの採用プロセス

アメリカでビジネスを展開する日本企業にとって、HR部門が果たす役割は非常に重要です。その中でも、採用プロセスは企業の成功に直結する重要な要素です。この記事では、アメリカにおける採用の一般的な手順や注意点、日本との違い・文化的なポイントなどについて解説します。

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アメリカでの一般的な採用のプロセス

アメリカの採用プロセス

ポジションの定義と必要条件の明確化

採用プロセスの最初の段階は、人事部門や関連部門と綿密な連携を行い、求めるポジションの定義と必要条件を明確にすることが大切です。これには、役割の責任の範囲や必要なスキルと経験、給与レンジなどが含まれます。

予算の確認と各部門との連携

採用プロセスの開始前に、人事部門は採用に必要な予算を確認します。これには、求人広告の費用、採用コンサルタントの料金、面接のための予算や候補者の給料などを確保する必要があります。採用にあたっては、経営層や上司、部門マネージャー、財務部門や法務部門など各部門との連携が必要です。また、採用ニーズと組織の戦略的目標を調整することも大切です。

求人広告の作成

求人広告は、求めるポジションについての詳細と魅力的な仕事内容を伝える重要な手段です。また、仕事の要件、業務内容、会社の価値観や文化などを明確に伝えることを意識することが重要です。

求人広告の公開

求人広告は、Indeedなどのオンライン求人サイト、LinkedInなどのソーシャルメディア、業界固有のウェブサイト、会社のホームページなどのチャネルで募集します。公開の際には、アクティブな求職者にリーチするための戦略的なアプローチが重要です。

応募者のスクリーニング

求人広告に寄せられた応募者の中から、最も適任と思われる候補者を選定するためにスクリーニング(書類選考)が行われます。これには、履歴書やカバーレターのレビュー、スキルや経験の適合性の評価などが含まれます。

応募者とのやりとりとスケジュールの決定

スクリーニングの結果選ばれた候補者とは、面接のスケジュールの調整や、必要な手続き、資料の提供などを行いコミュニケーションを図ります。

Calendlyのような、便利なスケジュール管理ツールを活用することで、スムーズで時差などのミスのない面接日の設定が可能です。

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面接官の選定

採用プロセスにおける面接官は、採用ポジションの性質や重要性、候補者の適性などを考慮し、上司や部門責任者、人事担当者などが選定し、評価基準を設定します。

候補者との面接準備

面接準備は、採用プロセスにおける重要な段階です。面接官は、適切な質問を準備し、面接の際の快適な環境を整え、必要な資料を事前に用意しておきます。

面接

面接では、候補者の能力や適合性を確認します。面接官は、面接の目的や流れを説明しその後、質問と回答を通じて候補者のスキルや経験を評価し、必要に応じて補足質問や議論を行います。

質問事項はライフスタイルに関する質問は避け、応募している職種に関連する内容に絞って質問することが大切です。

面接後の社内相談

面接後、社内で候補者の適性や採用の可否を検討します。これには、次のステップの検討や、必要に応じて経歴やバックグラウンドの調査を行うことが含まれます。

オファーと入社手続き

最終的な採用決定が下されると、候補者にオファーが出されます。無事にオファーが受諾された場合、入社手続きが進められます。

アメリカでの採用活動の注意点

アメリカの採用面接での注意点

法的規制の遵守

アメリカの採用活動では、連邦および州の法的規制を遵守することが重要です。これには、人種、性別、年齢、障がい、宗教、性的指向などに関する差別を禁止する法律の遵守が含まれます。

多様性と包摂性

多様性と包摂性は、アメリカの採用活動における重要な要素です。企業は、異なるバックグラウンドや経験を持つ候補者を積極的に採用し、包括的な職場環境を構築することが求められています。

採用プロセスで聞いてはいけないこと

アメリカの採用プロセスでは、候補者に対する差別的な質問や行為は厳しく禁止されています。例えば、人種、宗教、国籍、性的指向、結婚の有無、出産予定、健康状態など個人のプライバシーに関わる質問は避ける必要があります。

また、履歴書に写真を貼る習慣はなく、候補者の外見や人種、性別などに基づく偏見や差別を避けるために一般的には写真を要求しません。

ニューヨーク州などでは、応募者の現在、過去の給与額について質問することは違法になるなど、各州で規則はそれぞれ異なりますので、州法や連邦法などを確認し、適切な質問をすることが大切です。

バックグラウンドチェックとテスト

州ごとにバックグラウンドチェックについて規制が異なるため、犯罪履歴の調査や健康診断、薬物検査なども方法やタイミング、条件次第では違法行為とみなされる場合があるため注意が必要です。

日本語のチェックや実際の職務に必要とされる特性を測る内容のテストは原則行うことができます。

日本との文化的な違い

インタビュースタイル

カジュアルでオープンな雰囲気が一般的であり、面接は複数段階にわたることがあります。アメリカの面接では、候補者の個性や経験を重視するため、行動ベースの質問やケーススタディがよく使われます。

また、候補者が自分を売り込む機会が多く、自己宣伝の要素が強い傾向があります。

候補者からは、キャリアアップやプロフェッショナルな成長の機会、会社や所属チームの雰囲気や価値観、今後の採用プロセスなどについて質問されることがあります。

一般的には対面よりもオンライン面接が一般的であり、特に国際的な企業や遠方の候補者との面接によく利用されます。

スピード感

アメリカの採用プロセスはスピード感が求められます。市場の競争が激化しているため、優秀な候補者は他の企業に即時採用される可能性が高く、迅速な対応が必要です。

オンラインアシスタント/Emily.

オンラインアシスタント/Emily.では、経理や会計などバックオフィス系のサポートのほか、面接における候補者とのスケジュール調整や情報の整理、書類の翻訳などのHR(採用)部門のアシスタントサポートを行っています。

アメリカ在住のバイリンガルアシスタントがサポートするため、日本語と英語に堪能で、採用に関わる非コア業務を安心して委託できます。

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まとめ

この記事では、アメリカの一般的な採用プロセスや注意点などについてご紹介しました。アメリカのHR部門の仕事は、日本人だけでなくアメリカ人の雇用などにも関与するため、アメリカの一般的な雇用慣行の理解や、適切な英語を用いたやりとりなどが大切になります。

オンラインアシスタント/Emily.では、HR部門のサポートも行っており、フルタイム社員の採用や紹介派遣等に比べコスト効率が高く、業務負荷軽減につながります。さまざまなタスクに追われるHR部門の業務の効率化やタスクの属人化を防ぐためにも、アシスタントサービスをうまく利用して、ビジネスの円滑な運営を行っていきましょう。

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