アメリカで越境ECを成功させるために知っておきたいこと

越境ECは世界中でますます盛り上がっています。

中でも巨大市場であるアメリカへの事業展開には大きなビジネスチャンスがあります。

アメリカへの越境ECを考えるうえで、ぜひ知っておきたい基礎知識をまとめました。

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アメリカへの越境ECを展開するメリット

海外への商品販売をオンラインで行う「越境EC」は大きな注目を集めています。

背景にあるのは、インターネットなどのインフラの普及、初心者でも使いやすいECソフトウェアやECモールの増加です。

支払いシステムの信頼性が上がって消費者の心理的抵抗感も少なくなっており、新型コロナウイルスの影響で海外旅行が難しくなったことも越境ECの隆盛を後押ししています。

2021年から2027年の間で、世界中での越境EC市場の年間平均成長率は27%におよぶとの予測があり、越境ECに大きな商機があるのは間違いありません。

FACTS&FACTORS Global Cross-Border B2C E-Commerce market size & share value will grow from USD 780 Billion in 2019, to reach USD 4,820 Billion by 2026 with an expected CAGR of 27% through 2027.

中でもアメリカは大きな市場で、今後の成長も堅調で、2020年の米国EC収益は4,316億ドルでした。

2025年には5,634億ドルまで伸びると予測されており、越境ECも広く受け入れられています。

(Statista: Retail e-commerce revenue in the United States from 2017 to 2024)

越境ECで米国展開するメリットは下記の通りです。

  • 市場規模が大きく今後の成長にも期待できる
  • 日本の商品は信頼されており、さまざまなカテゴリで人気がある
  • 日本からの越境ECがまだ盛んでなく、ニーズのわりに競合が少ない
  • 物価の違いなどから、日本で販売するよりも高額で売れる可能性がある
  • Amazonなど出店しやすいECモールがあり、参入の選択肢が豊富

米国でECサイトを出店する方法とその流れ

では、実際にアメリカでの越境ECを始めるにはどうすればよいのでしょうか。

出店作業に取りかかる前に、決めておくべきことがいくつかあります。

はじめに、利益を出すために何を販売すべきかを調べ、決定します。

アメリカでの人気商品を調べるほか、法律で輸入が禁止・規制されている品目にも注意します。

続いて、販売チャネルを決めます。 オンラインでのアメリカ市場に向けた商品の販売手段は大きく分けて2種類あります。

ひとつはAmazon、Walmart、eBayなどのECモールへの出店です。

もうひとつは、自社で独自にECサイトを構築する方法です(それぞれのメリット、デメリットはあとの項目で説明します)。

ECモールに出店する場合、手順はモールによって異なりますが、大まかには「アカウント登録→商品登録→商品の梱包と発送」といった流れになります。

一方、自社でECサイトを構築する場合は手間が多くなります。大まかな流れは以下の通りです。

●自社ECサイト制作・運用の流れ

1. ECサイトを制作

独自ドメインを取得し、自社サイトを制作します。

ShopifyなどEコマース用のプラットフォームを利用する方法が人気です。

サイト構築に当たっては、クレジットカード、デビットカード、PayPalなど、どの決済手段を提供するかを決める必要があります。

配送方法や返品時の対応なども決めます。

越境ECでは、消費者が関税を負担しなければならない場合があるので、その点についても告知を忘れないようにしましょう。

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2. 商品ページを作成

商品ページを作り込みます。

日本語の商品説明を自動翻訳することも可能ですが、不自然だったり誤った表現になってしまうことが多いので、英語のネイティブスピーカーに書いてもらうのがベストです。

越境ECでは返品が頭痛の種になりがちなので、商品写真はできるだけ多く掲載しましょう。

最近は、商品紹介ビデオの重要性も高まっています。

3. マーケティング

自社ECサイトでは、もともと流入数の多いECモールと異なり、独自に集客する必要があります。

SNSやメールなどの方法を駆使して認知度を高めていきます。

ここでもネイティブスピーカーを雇うことが鍵になるでしょう。

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5. 梱包、発送作業

注文が入り次第、梱包と発送を行います。

日本からアメリカへの配送には、日本郵便、FedEx、UPSなどさまざまな選択肢があります。

費用や配送にかかる日数などを比較検討して選びましょう。

コロナ禍で日本郵便のEMSが停止になったように不測の事態もありえます。代替案まで考えておくと安心です。

6. 返品対応、カスタマーサービス対応などの運営業務

アメリカでECを行う場合、返品の多さを覚悟しておく必要があります。

顧客からの問い合わせへの対応に素早く対応できる体制も整えておきましょう。

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自社サイト vs. モール出店

自社でのECサイト構築とECモールへの出店では、どちらが自社に合うのか。

それぞれのメリットとデメリットを検討して方向性を決めてください。

●自社サイト構築のメリット

  • モールでは必ずかかる販売手数料が不要
  • サイトデザインやサービス設計の柔軟性が高く、ブランドのイメージをきちんと伝えられる
  • 顧客データをとれる
  • モールに比べ、顧客の囲い込みがしやすい

●自社サイト構築のデメリット

  • 始めるのに労力がかかり、知識もより多く必要
  • 集客を自力でしなければならない
  • 運用に手間がかかる
  • 自力での顧客対応が大変
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●モール出店のメリット

  • 始める労力とリスクが低く、知識があまりなくてもOK
  • 経費を事前に予測しやすい
  • モール自体にブランド力があり、トラフィックが多い
  • いろいろな値付け戦略を試すのに向いている

●モール出店のデメリット

  • 販売手数料がかかる
  • 過当競争にさらされやすい
  • 顧客データは基本的にモールに属する
  • サイトデザインやサービスはモールの方針に従うため、購買体験をコントロールしにくい
  • 問い合わせへの返答、配送のタイミング、返品対応などへの期待値が高い

労力と初期経費をおさえてアメリカEC市場への進出を試してみたい場合には、ECモールへの出店が便利です。

一方、すでにある程度の勝算がある場合には、自社サイトでの販売が長期的にみて有利になるかもしれません。

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アメリカでECサイト構築・運用サポートをしている事業者3選

米国で自社ECサイトを運営したい場合、出店サポートや運用代行を事業者に依頼することで、デメリットの多くを回避できます。

越境ECの成果を最大化するための伴走者となりうる、おすすめの事業者を紹介します。

1. Emily Assistant

URL https://www.emilyassistant.com/ 所在地 アメリカ国内各地 価格感 個人規模〜大規模プロジェクトまで幅広く利用可能

  • 低予算でスピーディにECサイト構築ができます。サイト構築にはShopify、Wix、Diviなどを使用。
  • 日本語・英語バイリンガルのメンバー多数。ECサイトローンチから運用・分析・マーケティングなどを幅広くサポートします。

2. Go Ride

URL https://goriderep.com/ja/ 所在地 カリフォルニア州ロサンゼルス 価格感 中規模〜大規模プロジェクト向け

  • Shopify公認エキスパート。Shopifyサイト構築やデジタル広告施策、クリエイティブ制作などを支援します。
  • 横浜とロサンゼルスそれぞれの拠点で経験豊富なバイリンガルチームがサポートします。

3. Shopi Lab

URL https://shopify-works.com/ 所在地 東京都 価格感 小規模プロジェクト向け

  • エキスパートによるShopify専門チーム。多言語マーケティングが可能です。
  • 商品開発・撮影・発送・SNS運用代行など、サイト制作後のサポート体制が整っています。

まとめ

アメリカへの越境ECは今後も大いに盛り上がる見込みです。 今のうちに参入しておくことは将来のための有効な投資になりえます。 かけられる予算や労力に応じて、最適な方法で挑戦すると良いでしょう。 将来のためにアメリカでの越境ECにチャレンジしましょう!

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