何から始める? アメリカでの日本企業のSNS運用

アメリカでの日本企業のSNS運用

アメリカでのSNSの活用は、現地で活動する日本企業にとって重要課題です。しかし、「何から手をつけていいのかわからない」「人員不足で手が回らない」などと、頭痛の種になることが少なくありません。

この記事では、アメリカでのSNS運用の重要性や気をつけるべきこと、効率的な運用のヒントを紹介します。

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アメリカでのビジネスでSNSが重要な理由

アメリカでビジネスを成長させるために、ソーシャルメディアを使ったマーケティングはもはや不可欠と言っていいほど重要です。

調査によれば、アメリカ人の82%がソーシャルメディアアカウントを持っています。2020年時点で2億2300万人のユーザーがいることになり、その影響力は甚大です。

(データ引用元: https://www.statista.com/statistics/273476/percentage-of-us-population-with-a-social-network-profile/

アメリカ消費者のSNS利用率
statista: Percentage of U.S. population who currently use any social media from 2008 to 2021

そのため、アメリカでビジネスを行なっている企業の多くがSNSマーケティングに力を入れています。

2021年の調査によると、スモールビジネスの経営者の96%がマーケティング戦略にソーシャルメディアを使っているとのことです。もちろん大企業のマーケターもSNS戦略を重視しています。

(データ引用元: https://www.fundera.com/resources/small-business-marketing-statistics

 

日本企業がアメリカでSNSアカウントを運用するメリットはいくつかあります。

まず、SNSでの投稿は人目に触れやすいという点です。アメリカの消費者の多くは、気になるブランドがあれば企業のウェブサイトだけでなくSNSもチェックします。特に、若い世代ではSNSを優先的に見て、ウェブサイトまでは確認しないという人も増えています。

SNSチェックが日常生活の一部になっているネットユーザーにとって、ソーシャルメディア上の企業アカウントは親近感を感じやすい存在です。好みに合うコンテンツが自動的に表示されるため、他の広告よりも信頼感を抱いてもらいやすい点もSNSの強みです。

潜在顧客が自社アカウントをフォローしてくれれば、伝えたい最新情報を確実に届けることができます。ユーザーの普段の生活にするりと入り込み、自然な形で潜在顧客との継続的なつながりを持てることがSNSの最大のメリットです。

アメリカでの知名度があまり高くない日本企業がブランドアウェアネスを高めるにあたって、SNSは最適なツールといえます。しかも、アカウント開設や運用は基本的に無料です。

上手に活用できれば、少ない投資で大きなリターンを得られるでしょう。

自社でSNS運用をする場合の手順や注意点

社内でSNSアカウントを運用する場合、どのような業務が発生するのでしょうか。特に注意の必要な点を含めて紹介します。

手順1  SNS運用の戦略を策定する

まずはSNSで何を目指すか、そのためにアカウントをどう運用するか、戦略を策定します。

日本でSNS運用の経験がある企業でも、アメリカでは文化的背景の違いや言葉の壁のために苦労することが少なくありません。炎上などのトラブルを避けるためにも、この点に注意しながら戦略を決めることが重要です。

手順2 自社に合う媒体を選定する

SNSにはFacebookやInstagram、TikTokなどさまざまな媒体があり、それぞれユーザーの主な年代や特性、好まれるコンテンツの種類が異なります。自社のターゲットなどを考え、相性のよい媒体を選びましょう。

一種類のSNSだけでなく複数の媒体にアカウントを持つのが望ましいですが、その分、運用の手間も増えるため、バランスを考える必要があります。

手順3 アカウントの方向性を決める

たとえば「Instagram を使う」と決めた場合でも、使い方にはさまざまな選択肢があります。

カジュアルな雰囲気で、ユーザーとの双方向の交流を重視する。商品の世界観をおしゃれに表現してブランディングする。あるいは、ウェブサイトよりも詳細な最新情報をタイムリー発信する、などの方向性があります。

手順4 SNS運用業務の細部を決める

アカウントの方向性に従い、カジュアルなのかフォーマルなのかといった投稿のトーンや、各投稿のクリエイティブをどのように統一するのかを決めます。担当者や更新頻度といった実務的なことがらも決定します。

手順5 アカウントを開設する

いよいよアカウントを開設します。アカウント名やアイコン画像、プロフィール欄などにリンクさせるURL、アカウントのトップページに書く内容などを決めましょう。ブランドの顔になる部分ですので、よく考える必要があります。

手順6 コンテンツの投稿とコメント対応

戦略に沿って実際にコンテンツを作成し、投稿していきます。ユーザーからのコメントやDM(ダイレクトメッセージ)には素早くこまめに返信しましょう。ユーザーと直接スピーディーに交流できるSNSの強みを活かすためです。

逆に、SNSでの顧客対応が遅かったりずさんだったりすると、よくない印象を残すリスクがあります。

手順7 効果を分析し、必要があれば改善する

一定の期間ごとにSNS運用の効果を分析します。手順1で決めた目標と照らし合わせ、SNS運用がうまくいっているのか、それとも改善が必要なのかを見極めます。

 

以上が、SNS運用の主なステップです。

最近では、ブランドがSNSで発信する内容について消費者はとても敏感になっています。アメリカの文化や時代背景、世界情勢を考慮しつつ、ブランドの価値観を示す必要があります。

不適切な内容をうっかり投稿しないことも大切です。何かあったときの対処方法もユーザーに注視されています。

素早く適切に対応するためには、SNSに注力できる担当者が必須です。

SNS運用サポートにはオンラインアシスタントがオススメ!

SNS運用を自社内で行なうのに十分な知識・経験がない場合や、十分に時間や人手をかけられない場合、外注という選択肢があります。

もっとも一般的なのはマーケティングエージェンシーに依頼する方法です。SNS運用の戦略策定から広告クリエイティブの作成、日々のアカウント管理までやってもらうことができます。

ただし、エージェンシーに依頼するとどうしてもコストがかさみがちです。予算を抑えながらSNSマーケティング経験者のサポートを受けたい場合には、オンラインアシスタントの活用がおすすめです。

オンラインアシスタントへの依頼では、どんな種類のサポートをどの程度受けたいのかをフレキシブルに決めて部分的に業務代行を発注でき、コストを抑えられます。

特に、戦略策定やクリエイティブの制作は自社で行ない、日々のポストやコメントへの返信など細かい運用上の作業を外注したいという場合には効果的な選択肢です。また、何から手をつけていいのかわからないという場合にも、必要な業務を整理するところから力になってもらえます。

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まとめ

アメリカで活動する日本企業にとって、SNSマーケティングはブランドアウェアネスを高めるためや顧客とのコミュニケーションのために重要です。

チームが多忙で対応しきれない場合など、オンラインアシスタントのサポートを受けながらSNSを運用してはいかがでしょうか。

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