HR(人事)部門は、企業において非常に重要な役割を果たしていますが、その業務は、コア業務とノンコア業務に分けることができます。
コア業務は、企業の戦略や人材戦略に関わり、組織の成長と発展に直接貢献する業務です。一方で、ノンコア業務は、日常的な管理や手続きに関わる業務であり、効率的にアウトソーシングすることができます。
この記事では、アメリカの日本企業がオンラインアシスタント/Emily.に依頼できる業務やメリットなどについてご紹介します。
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HR部門のコア業務
人材採用と選考プロセスの管理
採用戦略は企業の成長や人材のニーズに密接に関連していることから、企業は独自の戦略を考え、それに基づいた効果的な採用戦略を策定する必要があります。面接は候補者と企業の適合性を評価する重要な場であり、直接行うことが重要です。
アメリカでビジネスを展開する日本企業にとって、HR部門が果たす役割は非常に重要です。その中でも、採用プロセスは企業の成功に直結する重要な要素です。この記事では、アメリカにおける採用の一般的な手順や注意点、日本との違い・文化的なポイントなどに[…]
従業員のトレーニングと開発プログラムの実施
従業員のスキル向上とキャリア成長は、組織の競争力を高めるために重要です。ビジネス戦略や企業文化に合わせて従業員のトレーニングプログラムを企画し、準備を行う必要があります。
従業員のパフォーマンス評価とフィードバックの提供
パフォーマンスの評価は、従業員の業績の評価や成長のための重要なプロセスです。これには、評価フォームの準備や評価の分析、従業員との面談、フィードバックの提供などが含まれます。
コーポレートカルチャーの構築と従業員のエンゲージメントの促進
コーポレートカルチャーは企業のアイデンティティの形成や、従業員のエンゲージメントに直結します。柔軟な勤務時間やワークライフバランスを考慮し働きやすい環境を整えたり、定期的なワークショップを通じて、従業員が意見やアイデアを共有できる環境を作り出すことが重要です。
また、組織全体が共有するビジョンと価値観を明確に定義し、従業員に積極的に伝えることも大切です。
従業員の福利厚生や労働法規制の遵守
従業員の健康管理と福利厚生の提供は、人材の確保という生産性の側面からも重要な取り組みです。これには、健康保険や退職金制度の管理、労働法規制への遵守、福利厚生に関する問い合わせへの対応などが含まれます。
HR部門のノンコア業務
書類管理とファイリング
従業員や応募者の書類を整理し、適切な書類管理を行う必要があります。これには、履歴書や契約書などの文書の整理やデジタル化などが含まれます。
応募者とのコミュニケーションとスケジュール調整
応募者との面接や選考に至るまでのコミュニケーションを管理し、スケジュールを調整する作業があります。これには、電話やメールを通じた応募者とのやり取りや、面接官との連絡、面接の場所と時間の手配、Web面接の調整などが含まれます。
オンボーディングプロセスの手配
新入社員が円滑に業務を開始できるように、必要な設備やリソースを手配します。これには、オフィススペースやPC、業務に必要なツールや資料の準備が含まれます。オンボーディングプロセスに関連する各種イベントや会議のスケジュール調整を行います。
従業員のアンケートや調査の管理
従業員の意見やフィードバックを収集するためのアンケートや調査の管理を行う作業があります。これには、アンケートの作成と配布、回答の集計や分析などが含まれます。
社内イベントの企画と実施
従業員間の結束を高めるイベントや、会社の創立記念日、ホリデーイベントの企画と実施を行う作業があります。これには、ケータリングサービスやイベントプランナー、会場の手配のほか、プログラムの作成、参加者の登録や案内などが含まれます。
ノンコア業務の外注
外部の専門家やオンラインアシスタントにノンコア業務を外注することにより、従業員の時間やリソースを戦略的な業務に集中させることが可能となります。また、専門知識の活用も外部委託の利点の一つです。外部の専門家や専門業者に業務を委託することで、その分野の専門知識や経験を活用することもできます。これにより、業務の向上やイノベーションが促進され、企業の競争力が強化されます。
アメリカでの日本企業のHRサポートには、アメリカの慣習を理解し、日本語と英語で適切なコミュニケーションが取れる人材が不可欠です。オンラインアシスタント/Emily.では、業務効率化ツールを活用し効率的なコスト削減が実現できるほか、アメリカのHR業務に関する言語や文化の壁を乗り越えることができます。
オンラインアシスタント/Emily.にノンコア業務を委託するメリット
言語的なスキル
オンラインアシスタント/Emily.には、日本語と英語のバイリンガル人材が揃っています。これにより、アメリカのHR業務に関する適切なコミュニケーションを行うことができ、円滑に業務を行うことができます。
現在、著しい技術の発展によりGoogleなどの自動翻訳機能を利用して、日本語から世界中の言語へ無料で翻訳する事が容易となりました。日本語から多言語へと、翻訳内容をコピー&ペーストで、ECサイトやSNSに掲載している日本企業を見かける事も[…]
文化的な理解
アメリカの労働市場は非常に多様であり、異なる文化やバックグラウンドを持つ人々が活躍しています。従って、多様性と包摂性を重視し、ビジネスに与える利点や社会的責任について理解することが大切です。
オンラインアシスタント/Emily.では、多様な人材を活用することで、創造性やイノベーションが促進され、企業の成長につながるといったアメリカのビジネス文化や慣習を理解しているため、アメリカのHR業務に関する適切なサポートを提供することができます。また文化的な誤解やミスを最小限に抑えることで、業務の効率性を高めることができます。
社員の時間と労力の節約
ノンコア業務をオンラインアシスタント/Emily.に委託することで、現地社員や駐在員の時間と労力を節約できるため、戦略的な業務に集中し生産性を向上させることができます。
アメリカで、優秀な人材を獲得することは簡単ではありません。リクルーティングの効果的な方法や、定着率を高める方法についてなど具体的なサポートをうけながら、現地社員や駐在員は本来のコア業務に集中することができます。
アメリカでビジネス展開する日本企業にとって大きな課題の1つが「アメリカ現地での適切な人材の採用」です。昨今アメリカでは40年ぶりのインフレや、2020年のパンデミックをきっかけに在宅勤務がより一般的になった影響から、高い給与や充実し[…]
業務効率化ツールの活用
アメリカでは、人材採用、トレーニング、パフォーマンス管理などのHR領域でもテクノロジーを活用することが求められます。オンラインアシスタント/Emily.では、Asanaやmonday.comといったタスク管理ツール、SlackやZoomなどのコミュニケーションツールのほか、スケジュール管理ツールとしてGoogle CalendarやCalendly、ファイル共有ツールとしてGoogle DriveやDropboxなどを使用しています。それぞれの業務に合ったツールを活用しながら、効率性の向上を実現することが可能です。
アメリカでのビジネスを拡大するにあたり、必ず必要となるバックオフィス業務。経理や総務などの日本での経験があっても、慣習やルールの違いなどもありややこしい場合もあるでしょう。また、少ない人員で効率的・効果的に業務を回していくにあたって[…]
HR部門は、採用活動など多岐にわたるタスクがありますが、オンラインアシスタント/Emily.に業務を依頼することで、コア業務とノンコア業務を明確に切り分けたり、マニュアル化を進めることが可能です。
アメリカ在住の日本語と英語のバイリンガルであるアシスタントを活用することにより、応募者とのコミュニケーションやスケジュール調整、資料の英語への翻訳などのノンコア業務を安心して委託することができます。また、オンラインアシスタント/Emily.への業務委託により、効率化が促進され、業務の属人化を防げることも大きなメリットの一つです。
まとめ
オンラインアシスタント/Emily.は、アメリカ進出する際のパートナーとして日本企業のサポートを行なっていますので、お気軽にお問い合わせください。アメリカのビジネス慣習をよく理解している日本語と英語のバイリンガルのアシスタントにノンコア業務を委託することで、業務の効率性を向上させ、組織の成長や発展に役立てていきましょう。
アメリカでビジネスを行う際、人材雇用に関して頭を抱えることがあるでしょう。日本企業がアメリカで現地雇用する場合、仕事に対する姿勢や働き方が日本企業の基準に見合う人材を探すよう、現場やマネジメント層から求められる状況があります。[…]
アメリカ事業の立ち上げやリソース課題などでお困りの方はお気軽にご相談ください。
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