Faire発表のデータをもとにしたホールセールの買い付けカレンダー

Faireデータ

Faireは、アメリカ版の中小企業向けホールセールのオンラインマーケットプレイスです。 BtoBの販路拡大のために活用することもでき、アメリカで卸売のEC事業を拡大したいと考えている日本企業におすすめなプラットフォームです。

そのFaireが2023年のデータをもとに発表している「ホールセール買付カレンダー」を参考にし、アメリカでホールセール販売を行なっている企業が、シーズンごとイベント行事に合わせた商材の販売時期を確定させたり、マーケティング施策の準備を整える時期が明確となります。

このカレンダーに倣って小売業者が各イベントに向けた商材の買い付けピークを把握し、商材を確保することで売上を伸ばすことが期待できます。

この記事では、Faireが発表した「ホールセール買付カレンダー」をについて解説しています。

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1月:バレンタインデー

毎年2月14日に行われるバレンタインデーは、Faire上で2021年と2023年の両年で、年間を通して上位となった検索キーワードのひとつです。

2023年のバレンタインデーに関連するキーワード検索は、全世界で合計94,000件を超え、同年「バレンタイン」を含む検索クエリの約55% が1月に起こりました。

バレンタインデー関連のキーワード検索は、早ければ前年の11月から始まり、ピークは1月初旬で1月の月間検索数は51,500件を超え、1月下旬から急激にバレンタインデー関連のキーワード検索は減少し始め、2月の検索数はわずか1,800件まで減少しました。

アメリカのバレンタインデーは日本のように、女性から男性へチョコレートをプレゼントするのではなく、愛する人に花束やスイーツを贈ったり、ディナーに行くなどが一般的となります。

2月:イースター

イースターに関しては「イースター デコレーション」「イースター ギフト」の検索数が増加し、イースター関連のキーワード検索が最も多くなるのは2月と3月です。

イースター関連の検索は、2023年の上位検索キーワードであり、イースターに結びつくキーワード検索は合計約72,000件でバレンタインデーよりも多く検索されていました。

準備が早い小売業者は、2022年12月の最終週にはイースターの検索を開始しました。2023年1月には月間検索数が徐々に増加していき 、2月には検索のピークを迎えます。

2月はイースターに関連する検索量が最も多く、2月の検索数は約26,500件でした。検索のボリュームは3月まで続き4月初旬から徐々に減少し始めました。

パステルカラー、たまご、うさぎなど、かわいい印象で近年は日本でもイースター関連のデコレーションやイベントで盛り上がりを見せていますが、本来はキリスト教の「復活祭」で、キリスト教徒の多いアメリカでは年間を通して重要なイベントとなります。

熱心なキリスト教徒の場合、食事制限などもあり飲食店やスーパーではイースター用の食事が特別に販売されたりもしています。

4月:母の日

母の日は日本と同様に、毎年5月の第2日曜日に行われます。

母の日に関するキーワード検索は1月中に少しずつ増え始め、2月になると着実に検索数が増加し始めます。4月中旬に検索数のピークを迎え、4 月の月間検索数は約13,000件に達しました。

5月入ると母の日のキーワード検索は減少し、5月の第1週以降は検索されなくなります。

アメリカでも母の日にカーレーションを贈ったり、家族で食事をしたり家族団欒を楽しむイベント行事となります。

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5月:父の日

毎年6月の第3日曜日に行われる父の日ですが、2023年では多くの小売業者が4月に検索を開始しました。

父の日関連のキーワード検索は4月末に向けて勢いを増し、検索のピークは5月に集中しており合計検索数が約 6,400 件に達します。6月初旬、父の日関連のキーワード検索は減速していきます。

日本と同様、アメリカでも父の日は母の日よりも盛り上がりに欠けるイベントとなってしまうので、父の日の準備をしっかり行うことで売上貢献に繋がるでしょう。

7月:新学期

州や地域により異なりはありますが、6月中旬頃から8月末頃まで学校は夏休みとなります。そして夏休み明けの9月頃から新学年・新学期が始まります。

新学期関連のキーワード検索は6月中旬から増加し始め、新学期のキーワードとなる「Back To School 」の検索は、7月中旬にピークに達します。

7月の最終週に新学期関連のキーワード検索数が減速し、 8月に入ると月間合計検索数が大幅に減少しました。

ここでは主に文房具や通学用の衣類や小物、ランチアイテムを新調します。学生がターゲットではあるものの、その買い物の支払いは母親や父親となる場合が多いので、学生が欲しがるかつ親が購入したいと思うアイテムである必要があります。

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8月:ハロウィーン

ハロウィーンは毎年10月31日に開催されますが、キーワード検索は秋を向かえるずっと前から開始されています。

5月にハロウィーン関連のキーワード検索が増加し始め、月を追うごとに月間検索数が多くなっていき、8月に検索数がピークに達し、月間検索数は約28,000件に達しました。

9月の検索ボリュームも高く、月間検索数は約26,000件でした。検索ボリュームの減少は10月中旬で10月末までには検索はほとんどなくなりました。

ハロウィーンは年間を通しても経済効果が非常に高く、年間全てのイベント行事で商材確保や施策・対策が難しい場合でも、ハロウィーンは必ず抑えたいイベント行事となります。

7〜11月:ホリデーシーズン

1年で最大級の経済効果を期待できるホリデーシーズンなので、Faireでもホリデーシーズン関連のキーワード検索数が過去数年間で最も多くなっています。

ホリデーシーズンのキーワード検索は7 月以降に増加し続け、9月には月間検索数約27,700件、10月には約60,000件近く、11月には約41,000件を超えました。12月初旬に入るとホリデーシーズン関連の検索数は減少する結果となりました。

ホリデーシーズンは、毎年11月第4木曜日にあるサンクスギビング(感謝祭)頃から始まり、ブラックフライデーやサイバーマンデーを経てクリスマスを迎え、年越しまでの期間を示しており、アメリカで大きな経済効果を生むイベントが盛りだくさんなシーズンです。

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7〜11月:クリスマス

毎年12月25日に開催されるクリスマスは、年間を通して検索ボリュームが1,000件を超えた唯一の季節検索キーワードであり、小売業者にとって絶対に見逃すことができないイベント行事です。

クリスマスを終えたばかりの1月であっても、クリスマスに関連する検索数は月間約2,600件でした。

Faireの発表ではクリスマスが年間で最も検索される祝日となっており、2023年のクリスマス関連の検索総数は368,000件を超えたそうです。

クリスマス関連の検索は年間を通じて大量に発生しますが、7月には検索が本格的に勢いを増し7月の検索件数は19,000 件に達しました。

10月上旬には検索数がピークになり、10月の検索数は月間125,600件でした。11月の検索数は依然として多かったものの、11月末に向けて徐々に減少し、12月の第1週以降に 検索数は大幅に減少し始めました。

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オンラインアシスタント/Emily

アメリカで小売業を営む場合、BtoBのホールセール・プラットフォームの利用がおすすめです。これまで紹介したFaireをはじめ、RangeMeなどがアメリカで有名なホールセール用のプラットフォームです。

これらのプラットフォーム利用や運用が自社では難しい場合、オンラインアシスタントに業務委託すれば良いでしょう。

オンラインアシスタント/Emilyでは、アメリカ在住の日米バイリンガルのアシスタントが、アメリカでビジネスを行う日本企業のサポートを行なっております。FaireやRangeMeなどのプラットフォームを利用する際のセットアップや、実際の運用などのサポートもオンラインアシスタントにアシスタントに頼むことが可能です。

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まとめ

Faireが発表した「ホールセール買付カレンダー」について解説しました。

アメリカの祝日やイベント行事を年間を通して把握し、商材の仕入れ時期の確認と在庫確保をしっかり行いましょう。

特にハロウィーンやホリデーシーズン、クリスマスはアメリカの人々にとって大切なシーズンで、消費者の購買意欲も上昇している時期ですので、事前に販売計画を立てて売上を確保できるように行動しましょう。

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