Facebook広告は、日本と同様にアメリカでも人気のあるWeb広告のひとつです。
アメリカでビジネスを行う場合、Facebook広告を運用することは非常に重要ですが、費やしたコストに見合うコンバージョン率が得られず、運用を諦めてしまう会社も多いと言われています。
この記事ではFacebook広告運用を成功させるために抑えたいポイントをご紹介致します。
国境や文化の違いを越えアメリカで商品やサービスを売るためには、効果的なデジタル広告戦略が必要不可欠です。とはいえアメリカでの広告運用は日本国内とは異なる点が非常に多く、運用のハードルが高くなってしまうのも事実です。アメリカで[…]
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ターゲティング
まずは正しいターゲティングを設定しましょう。
ターゲティングは自社ブランドや商材を利用するユーザーを選定することです。
日本の場合「年齢・性別・未婚既婚・住まい・職業」など基本的なプロフィールから、おおよその趣味趣向がわかりやすいと考えられています。
日本国内でビジネスを行う場合、ほぼ日本人向けのビジネスとなり、人種や宗教など文化的な背景についてあまり気にせずターゲット設定を行えます。
ですがアメリカの場合、国土が広く州や地域により文化が異なり、様々な人種や宗教、またアメリカ人以外の外国人も多く、多岐に渡る背景を持つ人々が在住しているため、ターゲットをより細かく設定しなければ、正しいオーディエンスへアプローチすることが出来ません。
ターゲットをより詳しく設定するため、ペルソナの作成も有効だと考えられています。
このペルソナを作成を行う場合も日本でペルソナを作成するよりも、さらに詳細な内容のペルソナを準備した方が良いでしょう。
正しいオーディエンス
オーディエンスとはWeb広告を受け取る(見る)ユーザーのことを指します。
的確なターケティングが行えている場合、正しいオーディエンスへアプローチ出来ていると考えられます。
特にFacebook広告の場合、Facebookプロフィールなどの情報を基にセグメントをかけられるので「所有している情報=正しい情報」と考えて良いでしょう。(Facebookではユーザーの偽装情報は規約違反となるため)
Facebook広告の場合「コアオーディエンス」「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」からセグメント設定が可能となります。
自社で活用しやすいセグメントを選択しましょう。
適切な予算・入札価格
取り扱う商材やサービスや業種、広告を表示する場所により結果に異なりが生じるため、一概に目標値を確定することは難しいですが、平均的なCPC(クリック単価)は$0.94で、1,000インプレッションあたり$12.07の広告コストが発生すると言われています。
Facebook広告の平均CPCは、LinkedInやInstagram、YouTube広告よりも安価な場合が多く、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
Facebook広告のコストは様々な要因から決定されており、性別や年齢、季節や流行、商材などにより、広告のコストが変動します。
競合他社や類似商材などをリサーチしたうえで、自社に相応しい予算や入札価格を設定するといいでしょう。
1日の最低予算が$1から開始できるので豊富な広告予算を算出できない場合でも、ミニマムな金額で広告を運用できるので、Facebookは試すべきWeb広告だと言えるでしょう。
クリエイティブ
コンバージョン率を上げるためにクリエイティブは非常に重要な項目です。
どれほど良い商材やサービスであっても、Facebook広告に表示されているクリエイティブに魅力がなくてはユーザーは広告をクリックしません。
Facebookが推奨する良い広告のクリエイティブは「テキストを詰め込みすぎない」「適切な画像解像度」「gifもしくは動画」です。
コピーが長すぎてテキストが多いクリエイティブは、情報量が多すぎてユーザーがクリックしたいものではなくなってしまいます。
また専門用語の使用も避けましょう。
特に商品の購入や、サービスの登録などを促す商材の場合には、 “buy now” や “sign up” などのように、コンバージョンへと導くよう強力な行動喚起を行いましょう。
最近は広告であっても動的なものがユーザーから好まれ、静止画よりクリック率が良いと言われています。
また正しいサイズのクリエイティブを準備し、低解像度にならないよう注意しましょう。
ランディング ページ
良いクリエイティブを作成し、多くのユーザーがサイトに訪れた場合、良いクリック率になることは確実です。
ですがユーザーが訪れた先のランディングページもしっかりと作成する必要があります。
ユーザーの離脱を防ぐため、ファーストビューに簡潔な商材やサービスの紹介、購入や会員登録できるボタンを記載し、簡潔に完結できるランディングページが好まれています。
ランディングページを通じて自社の商材やブランド、サービスについて、全く知識がないユーザーに対して興味を持ってもらい、最終的なコンバージョンへ繋げましょう。
オンラインアシスタント/Emily
ここまでFacebook広告でコンバージョン率を上げるためのポイントをお伝えしましたが、Facebook広告を良い結果へと導くためには、実際に広告運用しながらデータの分析・改善を繰り返し行う必要があります。
日々の業務が忙しかったり、アメリカ市場に詳しくない場合、分析や改善など繰り返し行う作業に費やす時間が足りない、適切な改善が難しいなどの理由から、作業がつい後回しになってしまう場合が多くあります。
自社でFacebook広告の運用が難しい場合、業務を外部委託するのが良いでしょう。
オンラインアシスタント/Emilyには、アメリカ在住の日米バイリンガルのアシスタントが在籍しており、アメリカのWeb広告やマーケティングに精通したメンバーによるサポートを受けることができます。
Facebook広告を開始する際の設定のみや、Facebook広告全てにおける運用、Facebook以外のWeb広告のサポートなど多岐に渡る業務を請け負っています。
アメリカのビジネスに関するお悩みがある場合、優秀なアシスタントが日本語で日本企業をサポートいたします。
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まとめ
Facebook広告でコンバージョン率を上げるための5つのポイントをお伝えしました。
Facebook広告は低コストで開始でき、さらにコンバージョンも高い広告だとアメリカでは言われていますので、必ず活用したいWeb広告だと言えるでしょう。
アメリカのFacebook広告で成果を上げるためには、日本での実績をアメリカ市場へと流用するのではなく、しっかりとアメリカ市場に見合った内容の施策を行いましょう。
アメリカ事業の立ち上げやリソース課題などでお困りの方はお気軽にご相談ください。
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