アメリカ事業のマーケティングにおいて、とても重要なのがFacebook広告です。
自社でキャンペーンを行なうこともできますが、より効果を上げたい場合には広告運用のアウトソーシングがおすすめです。
この記事ではアメリカのFacebook広告運用を外注する方法をご紹介しています。
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アメリカでのマーケティングに欠かせないFacebook広告
Facebookはオンライン広告を掲載するメディアの中で最重要なSNSの一つです。 毎月のアクティブユーザー数は28億人超で利用者層の幅広さが際立ちます。
しかも、膨大な利用者の中から潜在顧客にターゲットを絞り、安価で的確に広告を打つことができます。 アメリカではFacebookは広告メディアとしてとりわけ有力で、Facebookと購買行動の結びつきの強さがその理由のひとつです。
ある調査によると、2018年にはアメリカの消費者の78%がFacebookで見つけた商品を購入した経験があり、年々その傾向が高まっています。
Facebookで見かけた情報が実際の消費につながるため、広告を出す効果も高いのです。 アメリカでの事業拡大を目指す人にとって、Facebookはぜひ活用したい広告チャンネルといえます。
国境や文化の違いを越えアメリカで商品やサービスを売るためには、効果的なデジタル広告戦略が必要不可欠です。とはいえアメリカでの広告運用は日本国内とは異なる点が非常に多く、運用のハードルが高くなってしまうのも事実です。アメリカで[…]
アメリカでFacebook広告運用を外注する理由
Facebook広告を出す手順はそれほど難しいわけではなく、自社内で広告キャンペーンを運用することは十分に可能です。
しかし的を射た広告キャンペーンを立案・実行して実際に収益アップにつなげるのは決して簡単ではありません。
Facebook広告で効果を上げるには、適切なオーディエンスを見つけ、最適の広告を提供する必要があります。瞬時に注目を集められる画像や動画や顧客の心をつかむコピーも不可欠です。
しかも、ものすごいスピードで変化する広告トレンドについていかなくてはなりません。専門知識と経験値が必要なのです。
もし、あなたの事業が小規模で広告費がごく少ないならば、自社スタッフがFacebook広告のやりかたを学んで実行するのがベストでしょう。
しかしFacebook広告にある程度の経費をさける場合、または、自社で広告運用をしてみたけれど思うような結果が出なかった場合には、Facebook広告運用のアウトソーシングを検討しましょう。経験豊富な外部スタッフの力を借りれば、広告費をより効果的に使い、収益増につなげられる可能性が高まります。
アメリカでFacebook広告運用を外注する方法は主にふたつあります。 ひとつめは、必要なスキルを持ったフリーランスを雇う方法で、ふたつめは、広告代理店やアシスタントサービスなど、Facebook広告の運用代行を行なう事業者に依頼する方法です。
それぞれの依頼先の「できること」と「強み」をまとめると下の表のようになります。
フリーランス | 事業者 | ||||
キャンペーンマネジャー | ライター | デザイナー | 広告代理店 | アシスタントサービス | |
進行管理 | ◯ | ― | ― | ◯ | ◯ |
予算管理 | ◯ | ― | ― | ◯ | ◯ |
ターゲット提案・調整 | ◯ | ― | ― | ◯ | ◯ |
コピー作成 | ― | ◯ | ― | ◯ | ◯ |
画像作成 | ― | ― | ◯ | ― | ◯ |
レポーティング・提案 | ◯ | ― | ― | ◯ | ◯ |
低コスト | ◯ | ◯ | ◯ | × | △ |
スピード感 | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ◯ |
Facebook広告運用代行にフリーランスを雇うには
Facebook広告運用をフリーランスに依頼する方法の最大のメリットは、広告運用代行の事業者に依頼するよりも費用を抑えられるという点です。また、さまざまな面で柔軟に対応してもらえる可能性が高いです。
Facebook広告運用を代行してもらうには、「キャンペーンマネジャー」「コピーライター」「グラフィックデザイナー」という3種類のフリーランスを雇います。
それぞれのフリーランスが顧客の心理をよく理解している必要があります。フリーランスを雇うには、まず広告予算を決めます。
次にどんなスキルを持った人が必要かを検討した上で、人材を探します。 現在では専門スキルを持つフリーランスを見つけるためのウェブサイトが充実しており、「Freelancer」「Upwork」などのサイトでFacebook広告の運用代行を請け負う人が見つかります。
費用はフリーランスの経験値や実績などによって大幅に異なりますが、ある程度の実績があるキャンペーンマネジャーは1時間につき55ドルほどで雇うことができます。
コピーライターとグラフィックデザイナーは1時間につき50ドルくらいを想定しておくとよいでしょう。 この金額はアメリカ、英国、カナダ在住のフリーランスの相場であり、インドなどの在住者であればコストは下がります。
フリーランスを雇うのは広告予算が少ない場合に特に便利ですが、デメリットもあります。
まず、求めている条件に合致し、信頼できるフリーランスを自力で見つけるのはなかなか大変です。 また、コスパがよいとはいうものの、多くの場合、実績と報酬額は比例しており、腕のいい人を雇うにはそれなりのお金が必要です
。 加えて、スムーズな広告運用のためには雇ったフリーランス全員と密接なコミュニケーションをとる必要があり、手間ひまがかかります。 やり取りは英語で行なう可能性が高く、慣れないうちは負担になります。
広告運用代行事業者にリーズナブルに依頼するには
Facebook広告運用を行なっている事業者に依頼すれば、フリーランスを自力で探したり全員に細かくディレクションをしたりといった手間がかかりません。広告運用を専門とする「広告代理店」や、幅広い業務を受託する「アシスタントサービス」が適役です。
広告戦略の心強いパートナーとなってくれることでしょう。
ただし、企業に広告運用を依頼すると、フリーランスを雇うのに比べて費用が高くなる傾向があります。できるだけリーズナブルな価格で事業者に依頼するにはどうすればよいのでしょうか。
大切なのは、事業者選定のためのリサーチです。
事業者の中には、スモールビジネスへの対応を得意とし、比較的安価に依頼できるところがあります。広告運用のうち一部の業務だけを依頼できるなど、柔軟性の高い事業者を選ぶこともコスト抑制につながります。
また、依頼前に、自社がFacebook広告で目指すのは何なのかをしっかりと確認することも大切です。優先順位の高い目標にフォーカスすることで、余分な出費を避けることができます。
アメリカで広告運用代行を頼むなら。おすすめ事業者2選
アメリカでFacebook広告運用代行を依頼する場合、アメリカでの実績のある日系事業者が安心です。
アメリカのビジネス事情をよく分かっているうえに、日本語で相談ができるからです。 下記はおすすめの日系の事業者となります。
1. Emily Assistant
URL https://www.emilyassistant.com/
所在地:アメリカ全土
価格感:個人規模〜大規模プロジェクトまで幅広く利用可能
- 広告運用が可能な優秀なアシスタントがクライアントの一員となり、戦略策定から広告設定・運用、分析レポートまで柔軟に対応。
- Google、SNS広告はもちろん、Email Campaignやインフルエンサーの手配など幅広くサポートしているアシスタントサービスです。
2. Principle America, Inc.
URL https://www.principle-c.com/
所在地:カリフォルニア州
価格感:中・大規模プロジェクトを中心に利用可能
- データ分析が得意で、しっかりと数字に基づき広告運用を遂行しています。
- 日本での豊富な経験に加えて、米国ローカルのデジタル広告代理店を2021年に傘下に置き、米国市場向けサービスを強化しています。
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運用の外注でFacebook広告の効果を最大化しよう
Facebook広告は強力なマーケティングツールです。専門スキルを持った人が使うことで、素早く大きな広告効果が得られる可能性が高まります。
アメリカでのFacebook広告運用アウトソーシングには一考の価値があります。
もし運用に不安があったり、言語の壁や人的リソース不足などの問題を抱える場合、日系の事業者に業務委託すると良いでしょう。
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