アメリカでのSNSやブログなどに必須!英語でのコピーライティングのコツ

copy writing

日本企業がアメリカでビジネスを行う際、サービスやブランド、商品などについて日本語から英語に翻訳することが必須となります。

なかでもコピーライティングを英語で考えることは、非常に難しい作業となります。

日本語で考えたコピーライティングを自動翻訳機で英語に変換し、そのままの内容をコピペ作成している日本企業もあるかと思いますが、残念ながら不自然な英語表現となっている場合が多いです。

SNS、ブログ、EmailマーケティングやECでの商品説明などで使用するコピーライティングを、正しい英語で作成することは、アメリカの消費者の関心を惹き、信頼を得るために、重要視するべき項目だと言えるでしょう。

この記事では、コピーライティングでどのようなポイントをおさえれば、適切で効果的な英語のコピーライティングを作成することが出来るかを解説しています。

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コピーライティングが用いられる場面と重要性

SNS、ブログ、EmailマーケティングやECでの商品説明など、様々な場面でコピーライティングは用いられています。

アメリカでビジネスを行うのであれば、もちろん英語でコピーライティングを作成する必要があり、日本企業にとって英語でのコピーライティングを難しく感じている場合が多いと思います。

ですが、コピーライティングはビジネスを成功させるうえで非常に重要な項目なので、必ず正しく、適切な英語表現を用いるようにしましょう。

キャッチーで流行に合わせたコピーライティングを作成し、ユーザーから多くの注目を集め、SNSなどインターネット上で強力なブランドイメージを確立しましょう。

エンゲージメント率を高めたい場合、プロ仕様のビジュアル(写真やWebサイトの見た目)と、ブランドに相応しいコピーライティングのバランスを取ることが大切なポイントとなります。

効果的なコピーライティングの5ポイント

①ポイントをおさえて短くする

SNSのコピーライティングの場合、短い傾向があります。

Microsoft Corpの最近の調査によると、成人のインターネットユーザーの平均集中力持続時間は約 8.25 秒と発表されています。

この結果は2000年と比べて4秒短縮されており、SNSでコピーを読んでもらいたい場合、できるだけ簡潔で短いコピーにする必要があると言うことが分かります。

おおよそのSNSユーザーはスマホから、各SNSプラットフォームにアクセスします。

スマホのように小さな画面でも読みやすい短いコピーが、ユーザー・エクスペリエンスを向上させ、エンゲージメント率を高めることができるということです。

各SNSプラットフォームには、キャプション、タイトル、説明の文字数制限があります。

コピーを短くすることで、文章が制限文字数に収まり、途中で切り取られたり、読みづらくなることを防ぎます。

SNSの文字数制限について、2つの重要なポイントをおさえておく必要があります。

それはSNSのキャプションで許可されている文字数と、文字数オーバーで非表示だったコピーの残りを「その他」や「もっと見る」ボタンをクリックし表示される際の文字数です。

コピーを書くときは、それぞれのSNSの文字数制限に応じて、文章を構成する必要があります。

Twitterツイートの最初の140文字が表示されますが、ユーザーは「その他」をクリックして文字制限の280文字まで表示することができます。
Facebook「もっと見る」ボタンが表示される前に表示される正確な文字数は、デバイスとコンテンツの長さによって異なります。一般に Facebook では「もっと見る」ボタンが表示されるまでに約200~300文字が表示されます。
Instagramキャプションの最初の125文字が表示されますが、ユーザーはボタンをクリックしてキャプション全体の文字制限2,200文字まで表示することができます。
LinkedIn投稿した内容の最初の140文字が表示されますが、ユーザーはボタンをクリックして700文字を表示することができます。
TikTokキャプションの最初の60文字が表示され、ユーザーはボタンをクリックして最大100文字まで表示することができます。
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SNSプラットフォーム比較

このように各SNSによりキャプション時の文字数制限は異なり、ユーザーに「もっと見る」や「その他」ボタンを押してキャプション全文を読んでもらうためには、次のことを行う必要があります。

②読み手の注意をひくフレーズから始める

ユーザの注意を引くような、短いコピーを文章の冒頭に記載しましょう。

下記のような内容がユーザーの目に留まりやすいキャプションのコピーです。

  • 大胆なメッセージ(話題のトピックについて、大胆な発言やユニークな視点を提供するなど)
  • 質問の投げかけ(思い込みを覆す、あるいは好奇心を刺激するような質問をするなど)
  • 驚くべき事実(統計データや意外な事実を使うなど)
  • 今後の予告など

重要なことはユーザーに好奇心や興味を与え、コンテンツを読み続けたいと思わせることです。

強力なキャプションの起点により、SNSでより魅力的なコンテンツだということをユーザーにアピールし、注目を集めることが可能となります。

先ほどお伝えしたようにSNSのプラットフォームは、ユーザーが投稿を素早くスクロールする環境にあります。

魅力的なキャプションで文章を開始することは、ユーザーの目を引き、スクロールしている手を止めるために優れた方法だと言えます。

優れたキャプションの起点により、ユーザーに対し深い関心を持たせることが可能です。これにより、ユーザーからより多くの「いいね!」やコメント、シェアが得られ、エンゲージメント率が高まって、コンテンツがさらに多くのユーザーへ届くようになります。

また商品やブランド、サービスのストーリーや背景などのコンテンツも強化しましょう。

SNSを使用してストーリーや背景など、ユーザーが共感できる強いメッセージを伝えることも非常に有効です。キャプションでストーリーやメッセージ、背景などのコピーに関心を持ってもらえると、鮮明にユーザーの記憶に残り、インパクトのあるコンテンツにすることができます。

例えば、ユーザの思想に疑問を投げかけ、好奇心をそそるような内容の質問タイプの投稿があります。

例「もし◯◯◯だったら、どうなるか考えたことはありますか?」

または、ユーザーの興味を引くための統計や驚くべき事実を使用しした投稿も効果的です。

例「◯◯◯は、アメリカ全体で10%しかいないとご存知ですか?」

などのように、ユーザーの興味に訴えかけ、答えを知りたくなるようなキャプションの起点が有効的だと考えられています。

さらに、期間限定のオファーや限定セールなどお得な情報を強調して、緊迫感を生み出すことも効果があります。

例「まもなく終了!セール終了まで残り24時間!この機会をお見逃しなく」

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SNSコンテンツ作成のポイント

③トーンを揃える

コピーを書く際に文字数制限を気にするのだけではなく、商品やブランド、サービスが持つキャラクターを表現することが大切です。

コピーなど文章のトーンを揃え表現を統一することで、文章を通じてそれらが持つキャラクターやスタイル、個性をユーザーにブラさずに届けましょう。全てのチャネルで一貫性を維持することが非常に重要です。

プラットフォームで一貫した発言を維持すると、ユーザーはどのプラットフォームを使用しているかに関係なく、ブランドからのメッセージをすぐに認識できるようになります。この認識によりブランドへの信頼度が増し、ブランドのアイデンティティを強化することが叶います。

トーンを揃えることで、ブレのない一貫したコンテンツを提供することができ、しっかりと届けたいブランドイメージが消費者に浸透し、結果的にエンゲージメント率の向上へと繋がります。

メッセージに一貫性がなかったり、各プラットフォームでブランドイメージやトーンが異なると、ブランドの認識がしづらく、ユーザーが混乱し関心が薄れたり、フォローを外される可能性が非常に高くなります。

④質問の投げかけを入れる

SNSのキャプションで自由形式の質問を行うことは、エンゲージメント率を向上させるための効果的な方法だと考えられています。

自由回答形式の質問とは、単純に「はい」「いいえ」では答えることができない、より深い回答を考える必要がある質問です。コピーに自由形式の質問を含めると、ユーザーと会話する機会が必然的に増えます。

自由形式の質問をすることで、ユーザーを会話に参加させ、自分の考えや経験をシェアするように促すことが可能となり「いいね!」やコメント、シェアが増加しエンゲージメント率が向上する結果となります。

質問に答えたりシェアすることで、コミュニティ感覚がユーザーに芽生え、SNSのプロフィールやブランドやサービスの概要ページにアクセスし、より商材について知ろうとしてくれる熱心なファンのようなユーザーを育成するのに役立ちます。

自由形式の質問はユーザーの好みやニーズ、意見や思考をより深く理解するのにぴったりな施策です。オーディエンスの解答から、今後のコンテンツや商品、さらにはブランド自体の改善のヒントを得ることができ、ユーザーにさらに良いサービスを提供するために貴重なフィードバックを獲得することができます。

⑤CTAで誘導する

SNSのフォロワーに何らかのアクションを起こしてもらいたい場合に役立つのがCTA(Call-To-Action)です。

CTAとは、Call To Action(コール トゥ アクション)の略で、「行動喚起」と訳され、投稿を見た人を具体的な行動に誘導するために用いられる文や画像のことです。

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SNSコンテンツ作成のポイント

CTAを使用するとユーザーがコンテンツに「いいね!」やコメント、シェアを行いやすくなり、ブランドやサービスとの関わりを促すことができます。

またリンクをクリックしたり、ニュースレター(メルマガ)への登録や、リソースのダウンロードなどの特定のアクションを実行するように促すことも可能です。

離脱やアンフォローなど興味が薄れる前に、CTAでユーザーが行動を起こすようにしましょう。

明確で説得力のあるCTAはユーザーを特定のアクションに誘導し、高いコンバージョンへと促進します。

ユーザーに明確なアクション指示を与えることで、商材の購入やフォームへの記入など、ユーザーに望ましい行動を起こす可能性を高めることができます。

ユーザーがコンテンツのシェアや、友人へのタグ付けを促すCTAを含めると、他のユーザーに対してもブランドやサービスの認知度を広め、幅広いユーザーへとリーチすることが叶います。

ただしCTAを分かりやすいものにするためには、CTAを目立たせる必要があります。

「ここをクリック」「今すぐゲット」「イベントに参加」などの明確なアクションキーワードを使用し、簡潔な表現でユーザーが行動を起こすことを促します。

また「期間限定オファー」や「初回限定!今すぐ登録」などの限定的なフレーズで FOMO (逃すことへの恐怖)を組み込み、損をしたくない、今しかない、お得に手に入れたい、などというような緊張感と切迫感を伝えましょう。

オンラインアシスタント/Emily

これまでアメリカで効果的なコピーライティングについてご紹介致しました。

ブランドのイメージにあったトーンの正しく適切な英語の表現で、コピーライティングを作成することに不安を抱える日本企業の方もいらっしゃることでしょう。

そのような場合、オンラインアシスタントへ英語のコピーライティングを外注することをお勧めします。

オンラインアシスタント/Emilyでは、アメリカ在住の日米バイリンガルのアシスタントが、ソーシャルメディア運用やブログなどのコンテンツマーケティング、Emailマーケティングに必要なコピーライティング作成や校正のサポートも行なっています。

また日本語のコピーを正しい言い回しで英語へ翻訳対応も行っておりますので、すでに日本語でコピーなど素材がある場合の翻訳も可能です。

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英語表現の大切さと最適化

まとめ

アメリカでのビジネスにおいて必要不可欠なコピーライティングについてご紹介致しました。

英語でのコピーライティングは難易度が高く、不安に感じている日本企業も多いかと思いますが、非常に重要なポイントなので、適切で効果的な英語のコピーを用いてマーケティング行えるように準備しましょう。

この記事でご紹介したコツやポイントを念頭に、良いコピーを作成しコンバージョン率の高いコンテンツ作りを目指しましょう!

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