アメリカでビジネスを行うにあたって、ほとんどの日本企業が、ECサイトやコーポレートサイトなどのウェブサイトを運営していると思います。
商品ページやサービスの説明・企業案内などの掲載は、検索流入や売上を獲得するためにとても大切な施策となります。
ですが、ただ商品やサービスを売るためだけに作成された場合、インターネット検索の流入や売上を獲得するにあたって、ウェブサイトとして少々役不足だと言えるでしょう。
ウェブサイトを運営するにあたって重要なのは、しっかりとした「コンテンツマーケティング」を稼働させるということです。
「コンテンツマーケティング」の中でも、特に重要な項目として挙げられるコンテンツが「ブログ」です。
この記事では「コンテンツマーケティング」の「ブログ」に関して、日本企業がアメリカの消費者向けに効果的なブログを作成する方法やそのフローなどについてご紹介します。
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ウェブサイトの役割とは
すでにECサイトやコーポレートサイトなどのウェブサイトをお持ちの方や、これからローンチを考えている場合、まず最初に商品の詳細・購入を行うページや、ブランドのイメージや世界観を表現するページ、企業サービスを説明するページなど、必要不可欠な情報を記載したウェブページの作成を行なっている場合がほとんどだと思います。
上記に挙げた内容を記載したウェブページは、もちろん必須項目となります。
ですが実はこのような内容のページだけでは、残念ながらコンテンツとしては不十分な場合が多くあります。
新規でウェブサイトに訪れるカスタマーは、広告やSNS、インターネット検索などから流入してきた潜在顧客となります。
ウェブサイトは実際の商品やサービスをカスタマーが購入する場所で、ブランドや企業イメージなどを判断する重要なポジションとなるため、信頼性に欠ける訳には絶対になりません。
正しい内容で多くの情報がコンテンツとしてウェブサイトに掲載されていることが、カスタマーからの信頼を得るポイントとなり、安心で信頼のおける情報が掲載されていることが、商品やサービスの購入へと繋がります。
コンテンツマーケティングとは?
コンテンツマーケティングは、価値のある無料コンテンツを作成して共有することにより、見込み客を引き付け、見込み客を顧客に変える。コンテンツマーケティングは、企業が持続可能なブランドロイヤルティを生み出し、消費者に貴重な情報を提供し、将来的に企業から製品を購入する意欲を生み出すのに役立つ。このマーケティングは、直販営業を介さない。代わりに、オーディエンスとの信頼関係を築く。
出典:Wikipedia
この説明からも分かるようにインターネット広告などとは異なり、企業側がコンテンツを作成することで、無料でコンテンツの情報を蓄積できるので、予算を十分に用意できない中小企業や個人事業主でも、コツコツと商品やサービス情報などをコンテンツとして蓄積していくことで、検索流入がアップし商品やサービスの購入へと繋がります。
その中でも「コンテンツマーケティング」で、1番効果的と言われているのが「ブログ」です。
商品やブランド、サービスについての「ブログ」、企業についての「ブログ」など「ブログ」を通じて情報豊かなコンテンツを発信・蓄積することで、ウェブサイトを訪れるカスタマーから信頼を得ることが可能となり、検索流入をアップさせることにも繋がります。
「ブログ」を用いて「コンテンツマーケティング」を行うと、商品購入やサービスの登録・契約の際にカスタマーの不安や不明な点を解消することにも役立ち、ブランドや商品、企業のイメージアップを図り、売上アップへと導くことができるでしょう。
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アメリカでブログを作成する際のポイント・注意点
「コンテンツマーケティング」用の「ブログ」を執筆する際に、カスタマーに読んでもらいやすく、検索流入や売上アップに繋がる「ブログ」を作成するためのポイントや注意点をお伝えします。
目的やターゲットに合ったブログ記事を作成する
まずは、商品やサービスを「ブログ」で紹介するにあたって、自社の取り扱っている商材がアメリカでどのくらい認知度であるか考えましょう。
例えば、高級なお箸を売りたいとしましょう。
日本国内であれば「伝統的な手法で専門職人が作りました。」「希少な木材から製作しました。」「有名デザイナーがデザインしました。」このように、希少で高級なお箸であることをアピールする場合がほとんどでしょう。
なぜかというと、わざわざ日本人に「お箸とは何か?」という説明が不要だからです。
ですが、アメリカで希少で高級なお箸を売りたい場合はどうでしょうか?
もちろんお箸を知っているアメリカ人は多くいます。
ですが、まず根本的な所から「お箸とは何か?」「日本人は食事の時にお箸を使用するのはなぜか?」などというような、お箸について学べるような「ブログ」を作成し、インターネット検索からの流入獲得を目指します。
その後に「なぜこのお箸は希少で高級なのか。」などという、商品情報などを絡めた「ブログ」記事で、カスタマーの興味と購入意欲を促すと良いでしょう。
あくまでも「ブログ」を用いた「コンテンツマーケティング」なので、専門的すぎる伝わりにくい情報ではなく、アメリカの消費者に興味を持ってもらえるような内容で執筆することが最も重要となります。
このように自身の商材のアメリカでの立ち位置を認識することで、よりカスタマーにアプローチできる「ブログ」記事を作ることができるでしょう。
SEO対策を意識したタイトルやキーワードなどを選定する
アメリカでも日本と同様に、適切な構成やWord数、タイトルやキーワードなどを意識して「ブログ」を執筆する必要があります。
「ブログ」記事の見やすさや、円滑な「ブログ」ページへの遷移、適切なキーワードを選定・使用するなど、SEO対策を意識して行うことで、ウェブサイト全体の検索流入アップへの影響を与えます。
良い内容のブログ記事を作成しても、構成やキーワードなどに問題があれば、インターネット検索で上位に表示されない場合もあります。
「コンテンツマーケティング」として運用している「ブログ」なので、検索に表示されなければ本末転倒となりますので、SEO対策はしっかりと行うのが良いでしょう。
正しい英語の表現と言葉使いでブログ記事を執筆する
アメリカでビジネスを行うので、もちろん英語で「ブログ」記事を執筆する必要があります。
日本語で文章を作成してGoogleなどの翻訳機能を利用して、日本語から英語に翻訳するとネイティブが見ると違和感のある文章となり、不信感を抱かれかねないので正しい英語で「ブログ」の文章を作成して下さい。
また、本来伝えたいことが正しく伝わらないというリスクも高く、それではブログの意味がなくなってしまいます。
翻訳機能を利用した場合、文章の違和感から不正アクセスや改ざんなどを疑われる場合もあり、不安感や不信感に繋がるので、必ずきちんと正しい英語の表現で「ブログ」を執筆するように心がけましょう。
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ブログをオンラインアシスタントに依頼
このように「コンテンツマーケティング」で、重要なポジションである「ブログ」についてご紹介しましたが、自社で運用することが難しい場合、オンラインアシスタントに業務委託する方法もあります。
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オンラインアシスタント/Emilyであれば、「ブログ」コンテンツの案出しから構成案の作成や、英語のネイティブライターをアサインし英語で「ブログ」記事の作成を行なったり、記事校正や使用画像の選定や編集など、アメリカでのECサイトやウェブサイトに「ブログ」記事を追加したい場合、一連の業務をオンラインアシスタントに依頼できます。
所属しているアシスタントはアメリカ在住者で、アメリカの市場や流行などにもアクセスしやすいため、より適切なキーワードの選定をしたり、表現したいことがアメリカの消費者に正しい形で伝わるかどうかを含めて記事の校正を行なったりすることが可能です。
すでに日本語サイトで「ブログ」記事をお持ちの場合、その記事を日米バイリンガルのアシスタントが、正しい英語表現で翻訳を行うことも可能となります。
アメリカでビジネスを展開する日本企業の多忙な経営者や社員が、コア業務に集中できる環境づくりを追求しているオンラインアシスタント/Emilyでは、アメリカ特有の文化やビジネス環境を理解したバイリンガルスタッフが、現地時間で様々な業務をサポート[…]
まとめ
このように「コンテンツマーケティング」の重要な役割を担いで、インターネットからの検索流入でカスタマーを獲得し、売上アップの施策としてぴったり「ブログ」についてご紹介しました。
ECサイトやコーポレートサイトを運用している日本の中小企業や個人事業主の方々に、ぜひ導入して頂きたい施策となります。
目的やターゲットを明確にし、その内容に沿った正しい英語で「ブログ」記事を作成することで、コストが削減できるにも関わらず費用対効果は抜群の集客コンテンツへと成長していくことでしょう。
アメリカ事業の立ち上げやリソース課題などでお困りの方はお気軽にご相談ください。
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