Web広告以外でアメリカでのブランドやサービスの認知を広げる方法

アメリカ 認知拡大

アメリカでのビジネスにおいて、Web広告はブランドやサービスの認知拡大や売上促進に非常に効果的な施策です。

とはいえ、Web広告はそれなりのコストや労力を要することから、しっかりとしたWeb広告の運用経験や知識、作業する人員が確保されているチームや組織でない場合、なかなかWeb広告の運用を検討することが難しいのも事実でしょう。

この記事ではWeb広告の運用以外の施策で、ブランドやサービスの認知を拡大するために有効的な手段をご紹介致します。

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アメリカの広告について

ブランド認知のために必ず行いたい施策がWeb広告の運用です。

自社のWebサイトを作成してもユーザーの目に留まらなければ、商品購入やサービス登録に至ることができません。

アメリカ国内のWeb広告TOP3は「Google」「Facebook」「Amazon」だと言われています。

Web広告を開始したい場合、この3社に出稿すると間違いないのですが、コストのバランスが見合わない可能性もあります。

ライバルが少ない商材やサービスを取り扱っている場合は、高額な広告コストになるケースは少ないですが、ライバルが多いビックキーワードの商材やサービスの場合、予算が豊富な大手企業やキーワード選定が上手なアメリカ企業に対抗できない可能性が高いでしょう。

これを回避するためにアメリカのWeb広告に詳しく、アメリカ現地のトレンドに精通した人物がWeb広告の運用をする必要があるでしょう。

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アメリカWEB広告運用

プレスリリースの活用

プレスリリースは、新発売の商品や新しいサービス、新規事業、新たな経営や人事体制など企業の最新情報を、各メディアが利用するために作成された公式な文書や資料です。

プレスリリースを通し記者やマスコミなどに、自社の新たな商材や活動をアピールすることで、各メディアに取り上げてもらえる機会が増えます。

アメリカで有名なプレスリリースはNewswireです。

アメリカでビジネスを行い、新発売の商品や新しいサービス、新規事業、新たな経営や人事体制などがあった場合、Newswireに掲載すると良いでしょう。

ただメディアが取り上げる場合、コンテンツの内容は自社ではコントロールやチェックができないので、誤った情報や意図とは異なる内容が報道されてしまう場合があります。

またプレスリリースを通し、新商品やサービスが一気に注目を浴びた際、商品の生産やカスタマーサポートなどが追いつかなくなってしまう可能性もあるので注意が必要です。

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アメリカでのプレスリリースにおすすめなツールNewswire

SNSの運用

各SNSを利用してブランドやサービスの認知を広める場合、基本的にはコストがかからないのがメリットだと考えられます。

もちろんSNS内の広告を利用する場合、広告費用は必要となりますがSNSでは低コストから広告運用が開始できるので、中小企業でも予算内で利用することが叶います。

SNSを運用する場合、各SNSの特徴をよく理解しターゲット層や、そのSNS上でどのようなコンテンツが人気なのかリサーチすると良いでしょう。

また各SNSで異なるコンテンツを掲載することも大切です。

Instagramなら視覚に留まる魅力的なビジュアルを投稿、Twitter(現X)ではブランドニュースやWebサイトのコンテンツURLの共有など、TikTokでは流行しているチャレンジ動画やメイキング動画など、文字は極力少なく動画でアプローチするなど、各SNSの特徴を理解し、そのSNSで好まれるコンテンツを作成しましょう。

SNSは現代人が最も信じている情報ソースとなるため、意図とは異なるネガティブな方向で拡散されたり、悪意的な情報へと変換されてしまう可能性があるので、投稿する前に慎重なチェックを行うことをおすすめします。

料理レシピやライフハックを紹介しているWebサイトの例として、Tastyは、施策の中でもSNSの運用を最も強化している企業です。

特にInstagramでは世界的なブランドに並び、22位のフォロワー数を誇っています。(フォロワー数1位はNIKE社)

SNSからユーザーを自社Webサイトへ導き、閲覧数をアップさせることでWeb広告の収入を得たり、自社が開発しているレシピ本やキッチン関連などの生活用品の販売へと繋げています。

また興味深いレシピやライフハックの場合、インフルエンサーやYouTuberなど有名な人々がこぞって再現したり、自身のフォロワーにシェアすることで、各SNSでバズる結果へと導いています。

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ブログの運営

自社でブログを運用することで、SEO対策の強化や商品やサービスに関連した情報をコンテンツ化することで、インターネット検索の流入が増加します。

その結果、自社商品やサービスの認知拡大と売上アップに繋がります。

ただブログがユーザーの目に留まったり、インターネット検索に認識されるまでは、ある程度の時間を要するため、即効性がないとブログの運営を諦めてしまうパターンがよくあります。

ですが、一度認識されるとその後は長い間インターネット検索でヒットしやすくなり、ブログは長期的に運営することが前提にある施策だと考える必要があるでしょう。

例えば健康食品やサプリメント、美容用品などライフスタイル関連に特化したECサイトiHerbでは、レシピや美容情報、体調に合わせたサプリ、ワークアウトなどをブログ記事としてコンテンツ化しており、検索流入の強化を図っています。

これにより商品の購入目的ではなく、入手したい情報をiHerbのブログから得たユーザーが、実際に商品の購入に至ったりiHerbを知らないユーザーにブランド認知を広めることができるのです。

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アメリカでのコンテンツマーケティング「ブログ」

アンバサダープログラムなどのコミュニティ生成

アンバサダーは、ブランドや企業のイメージキャラクター(ブランドの顔)として機能します。

芸能人や有名人を起用するケースが多いのですが、影響力のあるインフルエンサーや、コアなファンがアンバサダーとして起用されるケースも昨今では増えてきています。

起用する人物を選定する場合、その人物を好んでいる・憧れているファン層や、フォロワーの年齢・性別・ライフスタイル・バックグラウンドなどを参考に、自社ブランドや企業にあった人物をアンバサダーとして選ぶと良いでしょう。

アンバサダーに定期的に商品・サービスを紹介してもらうことで、そのアンバサダーのファンやフォロワーへ拡散することができます。

それにより自社やブランドの認知拡大へと繋がり、信頼する人物(アンバサダー)が紹介したということで、商品やサービスの新規購入・利用へのハードルがグッと低くなります。

アメリカは広い国土により、州や地域により流行や好まれるものに異なりが生じます。

様々な人種やバックグラウンド、多言語により、提供されている商材やサービスが日本と比べ物にならないほど多様化されており、ユーザーは自分自身と同じ、もしくは似ているコミュニティに属している状況が多く、自身がいつも参考にしている人物の場合、信頼度が非常に高いものとなります。

ただひとつ気を付けておきたいことは、起用したアンバサダーが不祥事などイメージダウンに繋がる出来事があった場合、ブランドのイメージも低下してしまう可能性があるということです。

ですので、アンバサダーの人物を選定する場合は慎重に行うことが大切だと言えるでしょう。

インフルエンサーマーケティング

現在、人気があるブランド認知の施策として、インフルエンサーマーケティングが挙げられるでしょう。

自社のターゲット層や予算に合うインフルエンサーを見つけることができ、芸能人や有名人ではなく、一般人でもインフルエンサーとして活躍している人々が増えていることにより、インフルエンサーマーケティングが行いやすくなっています。

またインフルエンサーによっては、自身の認知度の向上や金銭獲得のため、企業案件に対して積極的な活動している方々も多く、予想以上の拡散やリーチ、認知の拡大をしてくれる可能性もあります。

注意点としては、残念ながらインフルエンサーの中でもプロ意識の低い人々が一定数存在しており、契約内容と異なる活動やプロモーション、突然連絡が途絶える、納期や期限を守らないなど、企業にとってマイナスとなってしまう行動を起こすインフルエンサーも存在するということです。

このような事態が不安な場合は、インフルエンサーマーケティングを行なっている企業などと連携すると良いでしょう。

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オンラインアシスタント/Emilyについて

これまでアメリカで有効な広告以外のブランドやサービスの認知拡大への施策・方法をお伝えしましたが、自社でこれらの運用が難しい場合、オンラインアシスタントを利用し、これらの業務の外注を行うと良いでしょう。

オンラインアシスタント/Emilyでは、アメリカ在住の日米バイリンガルがアメリカでビジネスを行う日本企業のサポートを行なっております。

日米バイリンガルのアシスタントなので、英語での作業が可能でコンテンツ作りやライティング、アンバサダー・インフルエンサーとの連絡やスケジュール管理を行います。

また日本企業のイメージや要望に応えながら、現地アメリカでの需要に合わせた内容へとブラッシュアップさせるので、アメリカ市場に詳しくない場合や英語が分からない場合でも、オンラインアシスタント/Emilyのアシスタントが日本語と英語で希望に合わせたサポートを行います。

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まとめ

アメリカでWeb広告以外で、ブランドやサービスの認知を広げる方法をご紹介しました。

日本企業がアメリカでビジネスを行う場合、どのような施策が効果的なのか、アメリカでユーザーに好まれるマーケティング手法とはどのようなものなのか、と疑問や不安に思われることもあるでしょう。

自社でコンテンツの作成やプロモーションの管理、英語でのコミュニケーションなどが難しい場合、オンラインアシスタントに業務委託すると良いでしょう。

自社で作業が行えない一部の業務、例えば英語でのコンテンツ作成のみを業務委託することも可能ですし、ご紹介したブランドの認知に必要なSNS運用、ブログ運営、アンバサダー、インフルエンサーの起用など、全ての作業を業務委託することも可能です。

自社に合う方法でアメリカでブランドやサービスの認知を拡大し、アメリカ市場でより良い売上を獲得しましょう。

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