アメリカAmazonブランド登録の基本ステップを解説

アメリカAmazonブランド登録の基本ステップを解説 
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Amazonブランド登録

Amazonブランド登録は、世界最大のオンラインマーケットプレイスであるAmazon上で、自社ブランドの保護と信頼性向上、販売戦略の強化、そして消費者の購入体験を向上させるために行われます。ブランド登録には、独占的なツールへのアクセス、製品リストの管理強化、ブランド所有者の存在を確立できるなど、さまざまな利点があります。

ブランド登録は無料で行うことができますが、知的財産を守り、アメリカで自社ブランドの存在感を高めることができるため、日本企業にとってアメリカ市場への進出や成長を促進するための重要なステップとなります。

Amazon Brand Registry: Everything You Need to Know – Webretailer.com
引用:https://www.webretailer.com/amazon/amazon-brand-registry/
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Amazonブランド登録の5つの手順

1. アカウントへのアクセスとブランド登録の申請

Amazon Brand Registry のページにアクセスし、アカウント登録をする必要があります。もしSellerアカウントかVendorアカウントを持っている場合は、そのアカウント情報を使用してログインできます。ブランド登録プロセスをスムーズに進めるために、各項目へは正確に入力していきましょう。

Amazonブランド登録

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2. 商標登録の確認

ブランドに関する情報を入力する際には、商標情報などを提供する必要があります。出願中または登録済みの商標がなければ、入力できないようになっていますので、注意が必要です。出願中または登録済みの商標がない場合は、Amazon IP Acceleratorを利用して、法律事務所からのサポートのもと、商標登録を申請することができます。Amazon IP Acceleratorは、英語やフランス語のほか日本語でも対応可能です。

商標登録の審査には時間がかかり、半年から1年程度かかることがあります。そのため、商標登録が完了していなければならない日付から逆算し、商標登録申請をいつまでに行うかを明確にすることが重要です。早期審査制度を利用することができますが、対象になるかどうかは、確認する必要があります。

3. ブランド情報の入力

商標登録がある場合は、ブランド名、ブランドの所有者、商標登録番号などの情報を入力していきます。ブランド名入力の際には、商標出願の際に使用した大文字、小文字、特殊文字を使用することが大切です。

また、商標登録を行った場所の登録も必要ですが、たとえば日本で商標登録を行った場合は、入力時に必ず日本を選択することが必要で、間違った場所を選ぶと、申請が承認されません。そして、商標登録の所有者であるのか、ライセンス契約があるのか、なども細かく登録する必要があります。

4. 販売アカウント情報の入力

ブランドのためのSellerアカウントかVendorアカウントがあれば、そのアカウントを登録します。

このセクションでは、販売者の名前、連絡先情報、販売者ID、商品カテゴリー、ASIN、ブランドのウェブサイト、ブランドを販売している他のECサイト、販売商品の画像などを登録します。

5. 製造および流通情報の入力

製造および流通に関する情報入力では、製造場所や製品の流通方法に関する詳細を入力する必要があります。ブランドの製造者なのか、販売権のみ所有しているかなど、それぞれの事情を証明する書類などを登録していきます。また、他にもそのブランドの商品をAmazonで販売する業者が存在するかなどを登録します。

登録が完了したら

Amazonブランド登録

認証コードの入力

登録完了後、商標登録済みの連絡先に届いた確認コードをAmazonに提出する必要があります。コード入力後は、Amazonブランド登録の最終審査が行われ、ブランド登録の可否が決まります。承認のステイタスについては、ウェブサイトで確認できます。

ブランド管理ダッシュボードへのアクセス

ブランド登録が承認されると、ブランド管理ダッシュボードにアクセスできるようになります。このダッシュボードでは、ブランドに関する重要な情報やツールへアクセスすることができます。

Amazonブランド分析も利用できるようになるため、検索ランキングにおける各種キーワードの順位を確認することができます。また、自社商品の需要や売上を把握することができるため、売上ピーク前に対策を打つタイミングを見極めることが可能になります。

ブランドの製品リストの管理

登録されたブランドの製品リストを管理できるようになります。たとえば、製品の説明や画像の編集、価格の設定、在庫の管理などが含まれます。

知的財産の保護

転売業者や偽造品を見つけた場合、侵害行為としてAmazonに報告でき、ブランドを保護することができます。ブランド登録することで、他社がブランド名やロゴを悪用することを防ぎ、正規の製品のみが販売される環境を確立できます。

ブランドの成長とプロモーション

ブランド管理ダッシュボードを活用して、ブランドの成長とプロモーションを促進することができます。たとえば、Amazonのマーケティングツールを使用したプロモーションやブランド広告を設定できるようになります。広告は、スポンサーブランド広告・スポンサーディスプレイ広告を出稿でき、配信枠も大きいため認知度向上に役立ちます。

また、商品の詳細ページよりもレイアウトを細かく設定できる、PRページを作成できるようになります。

Amazonサポートへの連絡

ブランド登録に関する問題やその他のサポートが必要な場合は、専用のサポートサービスを利用することができます。

オンラインアシスタント/Emily.

Amazon ブランドの登録方法についてご紹介しましたが、自社での登録などが難しい場合、オンラインアシスタントに業務委託することができます。

オンラインアシスタント/Emily.では、アメリカ在住の日米バイリンガルのアシスタントがアメリカ進出している日本企業のサポートを行なっております。

Amazonを専門とするアシスタントも所属しており、アカウント開設から初期設定、商品登録や商品説明文の作成・翻訳など、Amazonに出品する際に必要な作業から、在庫管理やFBAとの連携、ブランド登録などのサポートも行います。

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まとめ

この記事では、Amazonのブランド登録についてご紹介しました。アメリカでのブランド登録は複雑に思えて、なかなか一歩を踏み出せずにいる日本企業も多いのではないでしょうか。ブランド登録を行うことで知的財産を守りながら、売上を伸ばしアメリカ市場の成功へと繋げることができます。

Amazonでやりたいことに対して、どのような方法でアプローチすれば良いか分からない場合や、目的に合わせたツールを選定・リサーチしてほしい場合なども、アメリカでのビジネス経験のあるアシスタントが柔軟に対応させて頂きますので、ぜひお気軽にお問合せ下さい。

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